嚏のあいだ
タイトル読めないと思ったら嚏(くしゃみ)らしい。しょっぱなから誰かの咳っぽい音。風野と会う。咲耶さん呼びなんだ。お茶を入れる白瀬。嬉しそうでかわいいね。自主練に来ていたらしい。何かを思う風野。斑鳩とわちゃわちゃした後なんかな? これ。ジャーマネいない、タクシー呼ぶかという問いを断る斑鳩。「冬季集中レッスン、か」あ前日譚だこれ。「それは刺激的だね」「そうなんです。私のレッスンはソロなので、誰かと一緒にはならないんですけど……」「廊下とかを通ると、遅くまで本格的なレッスンに取り込んでいる方が多くて、新鮮です」「なるほど」「それで灯織の瞳も、活き活きとしているのかな」「えっ……そうでしょうか?」ナチュラルに気障な白瀬、ナチュラルに受け止める風野。かわいいね。「刺激を受けたことは間違いないです」この時点で斑鳩には出会ってるっぽい。話す前くらいかな? 斑鳩視点に移る。くしゃみかわいいね。厚着しなね。「町内会の火の用心」白瀬の近況も聞いている。初回の打ち合わせ、だから序盤くらいか。『火の用心』の言い方がめっぽうかわいい風野。いつか参加してくれ。「スタジオに、ちょっとすごい方がいて」「その方にも、いろいろ学ばせてもらっているんです」「先生が二人、か」噂されてくしゃみする、定番のやつやるんだ斑鳩。かわいいね。自分用なのでギフトを断る斑鳩。相手が店員なので態度は柔らかい。だって横入りも許さないもんな! 「いつも、自分を自分以上に見せてくれる人たちに囲まれているんだなって」友達ないし仲間をこう形容する人初めて見た。「灯織の視野が広がった、ということかな」「そうだったらいいんですけど」「私はそう思うよ」これも見えるものの話である。「話していると興味が湧いてばかりだね」「灯織が、どんなレッスンやアドバイスを受けたのか」「少し教えてもらえないだろうか」興味深々な白瀬かわいいね、って言おうとしたけどかわいいっていうより良いやつである。「都合がいい時があれば、でかまわない」「よかったら、自主練に付き合ってほしい」「うまく伝えられるかはわからないですけど、ぜひ……!」日常回。斑鳩のくしゃみとひとりごとで〆。イベントのサポなのにがっつりボリュームである。のかな?
いつか、すぐにも
買い物する白瀬と杜野。白菜、ネギ、ニンジン、しいたけ、エノキ、とくれば鍋である。肉やら魚、鱈。いいですねー。一番大事なのが出汁、そういう価値観もある。福丸が出てくる。比較的に声が出ている福丸。夕飯ではなく飴を買いに来ていたらしい。「帰るところで……(なので合流はしません)」出汁の話を福丸に聞くらしい。「少し付き合ってもらえると嬉しいのだけれど」福丸の声が出てるしイベント後なのかもしれない。「よかったら小糸の意見も聞かせてもらえないかな」「鍋の迷宮をさまよっているんだ」ナチュラルに面白いこという。「えっと」「ど、どうしよう……」回想する福丸。浅倉に聞いている。「鍋の予感」「今日」「焼きあごだし」福丸のちゃんとした声を久々に聴いた、めちゃくちゃかわいい。「焼きあごだし……!」「は、どうかな……」「な、名前の響きがおいしそうかな……」「って、だけなんだけど……」「ご、ごめんね……!」「全然違うのでも」ため口混ぜてるしイベント後か? 「決まり、だね」そうなんだ。「よ、よかったです……!」「わたしはこれで……」呼び止める白瀬。「付き合わせてごめんね、ありがとう」なんか言いかけたがやめている。「う、ううん……」「またね……!」白瀬にもため口なんだ? すごい。「今日は……焼きあごだし」「次は……」「次は、誘えるといいな」うおーいい!! 出汁の話と誘いたいけど誘えなかった、を重ねるのが上手い。技法の味がする。わちゃわちゃゾーンで斑鳩の声が重なる。なのでイベント後すかねこれは。「出汁の案が尽きるまでには」「ああ、その通りだ」「ゆっくり祈ろう」「そういう場所になるように」あーわかった、天井の意見をすべて肯定するなら斑鳩をすくうために加入させるって道もあるのかもしれん。知らんけど。